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エメラルド
品質の見分け方
エメラルドは宝石の中で一番キズが多いといわれています。べリルは無色の時はキズが少ないのですが、クロムやバナジウムという不純物が入った時グリーンとなり、それが結晶時に無理を生じさせ、キズを多くする原因になっているのです。現在のほとんどのエメラルドに無色のオイルまたは樹脂が含浸されています。面キズと呼ばれる、内部から表面に出てくるわずかな亀裂にオイルや樹脂を浸透させてより美しく見せる加工が施されているのです。化粧程度の含浸は何百年にもわたって行われていて問題は少ないのですが、含浸の程度の激しいものは一見良品に見えても、経年変化でキズがはっきりと見えて美しさを失う恐れがあります。面キズの大小は善し悪しの決め手となります。

天然コランダム(ルビー)
ルビーの語源は、ラテン語で赤を意味するルベウスです。1800年以前はレッドスピネルも赤系統のガーネットも含めて、赤い宝石はルビーと呼ばれていました。
ルビーは、サファイヤと同じコランダムという鉱物で、主成分はアルミニウムと酸素です。純粋なコランダムは無色で、クロムという物質の混入で赤くなったものがルビーです。クロム1%程度がルビーとしては最適で、さらにクロムの量が増えすぎるとグレーになってしまい、ルビーと呼べない、美しさのないただの鉱物になってしまいます。
モース硬度はダイヤモンドの10に次いで硬い9で、日本名は鋼玉です。コランダムの中で赤系統のものをルビーと呼び、それ以外のものはすべてサファイヤと呼びます。
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